菅田将暉さんの弟である「こっちのけんと」さんは、1996年6月13日生まれのマルチクリエイターで、本名は菅生健人(すごう けんと)です。大阪府箕面市出身で、レコードレーベルblowout Inc.に所属しています。
来歴と活動
2015年に上京し、駒澤大学在学中はアカペラサークル「鳴声刺心」に所属し、複数のアカペラグループで活動していました。特に、ディズニーソングを主に歌う男女4声グループ「ケミカルテット」では、アマチュアアカペラ全国大会「A cappella Spirits」で2017年と2018年に2年連続優勝を果たし、全国各地でライブを行うなど精力的に活動していました。
2019年からは、口だけで曲を演奏する”1人アカペラシンガー”としてYouTubeでの活動を開始し、同年の第70回NHK紅白歌合戦では、映画『天気の子』の楽曲『グランドエスケープ』にてRADWIMPSのバックコーラス隊として参加するなど、その才能を発揮しています。
音楽活動の展開
2022年8月31日には、初の配信楽曲「Tiny」をリリースし、ミュージック・ビデオ(MV)を公開しました。さらに、同年12月10日にリリースした2ndシングル「死ぬな!」は、バイラルチャートに5か月連続でランクインし、サブスクリプションサービスでの総再生回数約1,400万回、MV再生回数1,400万回を超えるなど、大きな反響を呼びました。
2024年5月27日にリリースした6thシングル「はいよろこんで」は、7月3日公開の”JAPAN Heatseekers Songs”で1位を獲得し、7月10日公開のBillboard JAPAN 総合ソング・チャート“JAPAN Hot 100”で初のトップ20入りを果たすなど、注目を集めています。
家族との関係
こっちのけんとさんは、男三人兄弟の次男で、父は経営コンサルタントの菅生新さん、兄は俳優・歌手の菅田将暉さん、弟は俳優の菅生新樹さんという芸能一家に生まれ育ちました。大学入学時に上京し、大学時代は家賃を節約するために兄である菅田将暉さんの家に同居していたこともあり、兄の忙しさやストイックさを間近で見ていたため、兄をとても尊敬していると語っています。
芸名の由来と個性
芸名「こっちのけんと」の由来は、元々勤めていた会社員としての自分を「あっちのけんと」、アーティスト活動をする自分を「こっちのけんと」と区別していたことから来ています。また、緑色とメガネが好きで、メガネを数百本ほど所有しているものの、全て伊達メガネであるなど、独自の個性を持っています。
今後の展望
2024年11月5日には、NHKの音楽番組「第24回わが心の大阪メロディー」で、弟の菅生新樹さんとテレビ初共演を果たすなど、家族との共演も実現しています。さらに、2024年11月19日に行われた「第75回NHK紅白歌合戦」出場歌手発表会見では、白組として初出場することが発表され、今後の活躍にますます期待が高まっています。
こっちのけんとさんの多彩な才能と独自の個性、そして家族との深い絆が、これからの活動にどのような影響を与えるのか、注目が集まっています。
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