日本を代表する俳優として、数々の映画やドラマで活躍し、国内外で高い評価を受けている 役所広司 さん。
その独特な芸名や演技力で知られていますが、本名や生い立ちについてはあまり知られていません。
本記事では、役所広司さんの本名や芸名の由来、生い立ち、俳優としてのキャリア、そして現在の活動 について詳しくご紹介します。
役所広司さんの本名とは?芸名の由来も解説
役所広司さんの 本名は「橋本 広司(はしもと こうじ)」 です。
芸名の 「役所広司」 には、特別な意味が込められています。
✔ 役所勤めをしていた経歴 にちなんで、「役所」という名前が付けられた
✔ 師匠である 仲代達矢さん が、「役どころが広がるように」という願いを込めて命名
このユニークな芸名は、まさに 彼の多彩な演技力 を象徴するものとなりました。
生い立ちと役所勤務時代
役所広司さんは 1956年1月1日、長崎県諫早市に生まれました。
高校卒業後、東京都千代田区役所の土木工事課に勤務 し、公務員として働いていました。
しかし、ある日 仲代達矢さん主演の舞台『どん底』 を観たことで俳優への道を志すようになりました。
この衝撃的な出会いが、彼の人生を大きく変えることになります。
俳優への転身と無名塾時代
俳優になる決意を固めた役所広司さんは、1978年に仲代達矢さんが主宰する俳優養成所「無名塾」 の試験を受け、見事合格。
ここから、俳優としての第一歩を踏み出しました。
✔ 初舞台は 舞台『オイディプス王』のコロス役
✔ 「無名塾」では 演技の基礎を徹底的に学ぶ厳しい修行時代 を過ごす
この下積み時代が、後の圧倒的な演技力につながっていきます。
テレビ・映画での活躍と転機
✔ 1980年 NHK連続テレビ小説 『なっちゃんの写真館』 でテレビデビュー
✔ 1983年 NHK大河ドラマ 『徳川家康』 で織田信長役を演じ、一躍注目を集める
そして、彼のキャリアを決定づけたのが 1996年の映画『Shall we ダンス?』 です。
✔ 社交ダンスに挑戦する中年男性を演じ、大ヒットを記録
✔ 日本アカデミー賞 最優秀主演男優賞 を受賞
さらに、1997年の映画『うなぎ』 では カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞作品 に主演し、国際的な評価も高まりました。
現在の活躍とカンヌ映画祭での快挙
役所広司さんは現在も 第一線で活躍する俳優 として、多くの作品に出演しています。
特に話題となったのが、2023年のカンヌ国際映画祭 での 男優賞受賞 です。
✔ 映画 『PERFECT DAYS』 で主演を務め、見事 最優秀男優賞 を受賞
✔ 日本人俳優としては19年ぶりの快挙
この受賞により、日本映画界を代表する俳優 であることが改めて証明されました。
まとめ
✔ 本名は「橋本広司」、芸名「役所広司」は役所勤めの経歴と「役どころを広げる」願いが由来
✔ 高校卒業後は公務員として働くも、仲代達矢さんの舞台に衝撃を受け俳優の道へ
✔ 「無名塾」で演技の基礎を学び、大河ドラマ『徳川家康』の織田信長役で注目を集める
✔ 『Shall we ダンス?』『うなぎ』などで日本映画界のトップ俳優へ
✔ 2023年、映画『PERFECT DAYS』でカンヌ国際映画祭男優賞を受賞
役所広司さんは、独自のキャリアと圧倒的な演技力で日本映画界を牽引 し続ける存在です。
これからも、彼のさらなる活躍に期待が高まります!
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